どうということもない

どうということもないけど 忘れたくない

いかれる街のグロテスク、デグジュペリより愛を込めて


架空の話です。


星を旅してやってきた脚の細い美青年が、たどたどしくも優しい、低い声色で。訥々と話す。

僕はまさしくサン・デグジュペリ。初めて星の王子に出会った人であれば間違いなくこの出来事を小説にしたろう。だから、なので、僕もここに話を認めてみようと思う。眩く輝かしい道しか約束されていない君と、しがない労働者の僕の間に流れる川は果てない。このまま僕達は今後いのちがぶつり切れるまで交わらないであろう。まあ少しは許して欲しい。たまに疲れをひきずる夜、優先席についつい座ってしまうのと同じ、ふとした罪なのだ。


大きな大きな平皿に入ったふやけた星屑のオートミールをぺろりと平らげたこととか、ざわつく大地の裾野から太陽の光が出てくるのを嫌そうにみていたりとか。面白かったなあと思うんだ。ここで語る僕の傲慢を許して欲しい。


豪奢なシャンデリアが飾ってある家に住んでるのか、王族は汚れた水は飲まないんだろうとニヤニヤしながら聞いたら、あそこの穴に住んでいる。採石場ですこしの分前をもらったりするんだ。と言った時、なーんだ、人間らしいとこもあるんじゃあないかと思って僕は一人嘆息したこともあった。


僕は君が苦手だと言った星の川の飲み物を毎日とても沢山飲んでいた。川を濾過した後のカスみたいな汚水さえ飲んだ。はしたない身分だったから。彼は星の川はふらふらになってしまうから、あまり口に入れられない。僕はその事実が彼を美しくせしめているんだなと思ったし、祭りの時は決まっていなくなってしまうので、嗚呼なんだご機嫌をとりたかったのかその尊顔が離れるのが残念だと思ったのかわからないが、僕は君の前であまり星の川の話をしなくなった。


代わりに火星で見つけた珍しい彫刻であったりとか、数世紀前とある生き物が描いた壁画の話をしたんだ。僕ほど、こういった分野に詳しい奴はいないだろうと思ったのに、ほかの星から来たはずの君は負けないくらい、いやあ僕よりも下手したら詳しかったんじゃないかな。労働者にしか許されないポンチ・ミュージックを知っていたりもしたんだ。あれはなんだったんだろう。君はどこで知ったのだろうか。しかも君ときたらなんだか美しく光る棒を持っていて!くるりくるり、地面に模様を書いたら祭典の装飾品がパラパラ生まれるんだ。とんでもない才能だよ。そういえば祭典の主催者の言っていることがアンドロメダ星雲の言葉だったから、二人で一緒に怒りに行ったりもしたっけ。なつかしいな。


だから僕はてっきり勘違いしていたんだ。


君はこれからこの星でたくさん美しいものを作って、すごいすごいと持て囃されて生きてくんじゃあないかとばかり。君が少し道に迷って、骨董屋への入り方を聞いてきたときにさ、僕は心を決めたのかそうかそうかと親身になって先輩面をしてみたりだとか。そんなことがあったけれども、星の王子はまた他の大きな星へ行ってしまった。隕石を打ちつけて作ったトランクケースと彼の周りにあった星を閉じ込めた沢山の宝石まで置いていって。ここに来た時から着ていた柔らかいローブと煌めく髪だけ持って、見た時にはもぬけのからだったんだ。そりゃ、行こうと思うと言われはしたけども。


僕は実は苦しかった。


少し近づけたと思っていたんじゃあないかな。と勘違いしていたのか。いや、それよりもこれから僕にのしかかる永い孤独のことを思った。壁画の話ができなくなっちゃうんだ。だけど僕と壁画の話なんかするよりずっと君には追いかけるべきものがあったんだって。自分勝手な話さ。


だけれど最近やっと気づいた。本当の友達ってやつは、選んだ道を応援しなくちゃ。くだらない個人的な感情で縛ったりだとかそんなことするべきじゃないって。


本当におめでとう。これからは流星を見るたび、君のことを考えようと思う。


最初から僕はサンデグジュペリじゃあなかった!労働だけが身を蝕み続け、骨がぼこぼことなんだかよくわからない場所に出てくる。毎日はとんでもない速さで過ぎ去り、残りの少しの時間、炉端の花を見つめていれば朝が来てしまう。空を見上げる暇がなくなってしまったんだ。街はやっぱりいかれてるし、この汚く黒い大地を踏むことなく君がいなくなったことにもはや感謝すらあるな。


知らないものがあることが苦しくて毎日目が潰れそうになるまで知ることをやめなかった僕だけど。


たまには空のことも見るようにするよ。気づかせてくれてありがとう。


たくさんのことを考えている。さてそれが思い出だったんだか、僕の思い込みだったんだか。怪しいくらい朧げなんだよ。道端にネモフィラが咲いていてよかったと思えるくらい。街はやっぱりおかしくなったみたいに見えてしまう。僕がおかしいんだろうか。祈る日々が終わり、君の道のりを見つめる。長い滑走路はもう終わりだ。さようなら。またいつか。違う星雲で、会おう。

Queenとわたし

 

小学五年生の頃、家にある英語のCDを出しては馬鹿でかいラジカセで聞いて、知ってる歌があったらノートに書いて、歌詞を全部写して丸をつけた。ポツポツ単語を分厚い英和辞書で引きながら、軽く和訳をしていくのにハマっていた。英語で無理くりコミュニケーションさせられるALTの授業は苦手だったけど、誰より英語が得意な自信があった。

一番和訳を繰り返したのはQueen。JewelsⅡとグレイテストヒッツを交互にかけて、ある日は母の前でTie your mother downを。ある日は父の前でGood old fashioned lover boyを。ボリューム24で回しながら、私は彼らの音楽、才能に溺れた。90年代から残っていたジオシティーズのサイトで、Queenが日本を訪れたときの発見談や小噺を漁っては悦に入っていた。

昔の少女漫画家が幻想を抱いたように、私自身もQueenに大きな思いを寄せたのだ。

 

かくしてQueenが作り上げた音楽を愛し、英語を学んだオタク少女は、10年後、慶應義塾文学部英米文学専攻へと進んだ。小説が好きだから英米に進んだと思う方も多いと思うし、もちろんその側面もある。だけれどもずっと私は、根底にQueenがあって、実は彼らに英語でインタビューしたいという夢があったのだ。私とThe BOOM宮沢和史先生しか知らなかった事実である。

なぜ宮沢さんが知ってるのかというと、大学3年の時、私の現代芸術の先生だったからであり、その時のレポートでQueenの音楽がどれだけ素晴らしいか漫画にしてお渡しし、最後に私はインタビュアーになってQueenに質問するんだと書き殴ったからです。

さて、ところで金曜にボヘミアンラプソディが吹き替えで放送され、複雑な心境はさらに増した。吹き替えが、ふ、不思議。どこか遠いところに行ったんだなと言う感覚が強い。

 

ボヘミアンラプソディをはじめて観に行った日、私は「はーぁ」と嘆息しながら一日中涙が止まらなかった。これは本当に冗談抜きでしばらく泣き続け、周りの人を心配させたものだった。感情と感情とがブチンブチン弾けあってぶつかり合って、涙を流したあとまた涙を流した。自分が何より音楽を愛するきっかけになった人たちを、こんなふうに丁寧に映像化してくれて本当にありがとう、イチャモンの一つでもつけに行ってやろっかと思ったけど、ラミの演技が本当に素晴らしくて私は頷き続けるしかなかった。そういう感謝の感情とともに、

見つかっちゃう!私の好きな人たちが、まだよくわかんないって人たちに愛してる曲が取られちゃう、どうしようって、脳の中がポーン、グルグル、讃美歌のようなピアノの音色、切り裂く歌声。Love of my lifeに乗せてフレディが柔らかく耳に入ってくる。

 

"Don't take it away from me

私から奪わないで

 

Because you don't know

知らないんでしょう

 

What it means to me"

私にとってどれだけ大切なものか

 

Love of my lifeの歌詞。ホントその通り。でもそんなちっぽけな私個人の愛だけで語っていいような音楽じゃぁないんだよね。

実は結構金曜ロードショーの放送後、SNSで色んな人がああでもないこうでもないと憶測や感想が飛び交い、爆デカい感情に包まれて一人しんみりしていたわたしだった。

 

そういえぱ私の後輩の男の子はインスタグラムで[ボヘミアンラプソディを書いたのは、病気が発症してたからなのかなあ]と書いていた。史実からしたら発症のずっと前に書いてる曲だし、なんならもうちょい、ヘテロみがあった頃の曲かなーと個人的には思うので私と彼の間に認識のずれがあった。だけど、ここ最近本当に思うようになったのは『感じたならそれがその人の中で正解なんだ』ってことだ。

私がQueenへどんな爆でか感情を抱いてようとも、私の中のフレディとブライアンとロジャーとジョンがいようとも、それは私のフィルターを通して見られたものでしかない。

 

みんなが見た彼らはみんなのフィルターを通してこそ受け取られるべきだし、それが真なんだと思う。これってたぶん大学受験の時にやった、自分の積み上げた経験をもとに人はものを見てるってやつなんだと思うけど最近やっとわかってきた。そういうもんなんだね。

今更になって「小論文を読む」とか「リンガメタリカ」みたいな参考書を読むと、わー、これってあれじゃんと気付いたりする。社会に出て時間とやりたいことが闘い始めて、最近それにめっぽう負けてしまってるけど、こういうことがあると社会経験は決して無駄じゃないんだと感じられる。

 

話がどんどん逸れたけど、ボヘミアンラプソディの中で史実と異なる所も沢山あったし、ファンとしてツッコミ始めたらキリがない。もちろんそれでもかなり忠実に作られてて、観客を楽しませるためにあのような脚色は必須だった。最高のフィクションを受け取って、沢山のエモーショナルが生まれる。私から奪わないでなんて言えないよ。

 

だけどやっぱり自分の夢想の隣には、必ずQueenがいるのだ。

セダンに乗って21時には迎え来て、リッツでワインを頼んでほしい。まるで古風な男の子みたいに、愛を囁いてくれるのを今か今かと待っている。

Good Old Fashioned Lover Boyの歌詞はいつ見ても可愛くて心がくすぐられる。最高。セリフっぽい演出も入ってるし、こんなの嫌いな人いないよ〜。

家にあるCDだってLPだって全部貸すので、みんなもぜひQueenを聴いてほしいです。かつて好きだった人はもう一度('39みたいに、遥か遠い未来からもう一度来たと思って聴いてみて!)

初めての人は超・有名所グレイテストヒッツからでもぜひ聴いていただきたい。いまなら各曲私の解説も付けます。いらないと思うけど……

それではまた。

(23.11.29追記 紅白でますね!やったあ!読み直したらむず痒くて文章直してたけど、そしたらまたむず痒い文章が追加されただけだった…合掌…)

日記5/30


肉に対して自意識がデカすぎるな、というのが、最近の私に対しての私からの感想である。何を言ってるかわからないと思うので、全然無視してもらって大丈夫です。正直、ここ最近特にブクブクに自我が肥大する瞬間があって自分でも目に負えないというのが正直な所。夏バテでどんどんご飯が食べれなくなって痩せ細っていく体に対して、自分はもっとできんだぞ?やれんだぞ?お?というオラついた部分がさらにひどくなっていく。なぜか?

何もしてないからだと思う。

あ、仕事はしてます。あと、こういう表立ってないところで一月から小説を書き始めたりして、ある程度の支持をもらったりもしてます。なんですけど、それって明らかに目に見える成果物を出せてるわけではないし、仕事終わった後時間もないですし、アウトプットもろくにできすわかなり焦っているというか。これは言い訳ですねえ…


とにかく何もしてないなって、焦りまくってるんです。せめてもと始めた韓国語勉強も中途半端で終わっちゃってて。またちゃんとやらないとと思ってるんですがいかんせんクセがなくて続けづらい。軽いドリルが終わったんですけどそのあとやるやつとかあれば教えてください。


パァッとどこかに行っちゃおうと思って今日は秋葉原に行ったけど、中国のおばさんがやってくれる格安ネイルの後にレトロゲーム屋を探してメガドライブのソフトを漁れば漁るほど、まるで「そんな自分を見て欲しい」と言ってるような気がして。今の自意識はかなりやばい。助けてくれ。スーパーポテトは思ったより高い。どうでもいいpspソフトとかが一番安い。


餓狼伝説メガドライブが二百円で叩き売りされてたので救い出し、ダンガンロンパ2とグラセフ買いました。面白いかな。わくわく。


あと買ったもの全て10%オフになるし無料でアップルストアの袋をつけてくれるとても面白いアジア食品店があったので梨ジュースとラーメンを買ってきました。秋葉原、たのしい。


ちょっともうあんま文章書く気が起きないのでこの辺で終わりますが。ダービーちゃんと見てなかったですけど、シャフリヤールだったんすね。意外ではないけど『エフフォーリアの初黒星を奪う』ってなんかエッチですよね。東京優駿って名前めちゃくちゃかっこいいよね。


では

アイドルは君にとって何?


おいマジでアイドルが何したって言うんだよ…彼らは人間なんですよ!


っていうか、毎日毎日すり減る思いで私たちの前に出てきてくれて特に韓国のアイドルなんて音楽番組の過活動ハードぶりに耐え抜いて更にはストイックな練習や管理される生活と減量を真摯にこなしてさらにはプラスでSNSで宣伝したりコミュニケーションを取って「くれてる」んですよ。クールなアーティスト寄りのアイドルなら殆どやらないですよ公式以外からの発信なんて。なんなら昔はファンクラブくらいしか発進箇所がなかったくらいですが…


本当に受け取る側が勘違いしてるんだと思うんだよね。「アイドルはそんなことしない」だとか、「私たちの気持ちを裏切った」だとか。犯罪犯してなけりゃ裏切りもクソもないですよ。軍事裁判にかけられたり100回以上大麻吸ってるわけじゃないんですからね…


「一位にしてあげたい」のはわかる。韓国の音楽番組で一位をとることはものすごく重要だし、更には何冠できるかもめちゃくちゃ大事。アイドルの価値を決めるものでもあるから、頑張る気持ちはわかりますし私もSHINeeやiKONのためにめっちゃ努力してきました。でもそれで金を使い込んだりとか、生活が立ち行かなくなるとかそんなことはしない。あくまでめちゃくちゃ応援してるファンです私は。


アイドルはそんなこと望んでないだろうなと思うからです。いつだかのブイライブで渦中のヘチャンが言ってたけど、「アイドルは仕事と家族の次です。どんなに大事だったとしても」


本当これなんですよ。自分の人生の主人公はいつどこだって自分なのに、勝手に勘違いして事故を全て虚像に投影して一切合切つぎ込んでその後アイドルが思いも寄らない動き方をしたら「信じられない」とか「金返せ」とか。大事な大事なカムバ期間である事を差し置いて言います。


マジで何?アイドルは君にとって何?

アイドルに対して夢見るのはいつまでも無料だし最高なことだからガンガン夢見ちゃえ!と思うし、クンとかテミンとかヤンヤンとかリアコ系のコンテンツが得意な子がいるのも事実で。(他に得意な子がいたら教えてください〜)


多分そう言う人は夢を見せたくて完璧にアイドルをやってくださってるマジプロ最強アイドルなんですよ。ミノとスホとマークが品行方正マニア、上の人から気に入られ最強プロをやってるのと同じように。クセになってるというかそれが趣味みたいな。ありがたいですね、ありがたい。


でも!自分のことをアーティストだと認識してる人もいるわけです。ていうかそっちの方が断然多いと思います。


私たちが彼らを縛る理由も全くないし、我々も応援しよう!となった瞬間に「あなたの思い通りに動かなかったら事務所から謝罪文も出しますし意思表示を行います」という契約書を事務所と取り交わしたわけじゃないですから。


本当この曲いいわ〜

このビジュアル最高だわ〜

この人好きだわ〜

付き合いたいわ〜


いいと思うんです プラスに捉えて応援する分にはストーカー行為以外正当な応援なら何もかもいいと思います。


でも思い通りにアーティストが動かなかったからって頭ごなしに批判してさらには彼らに見えるところで素材出してさらに燃やすのは違いますよ。特に今カムバックで疲れる期間なのにそこでさらに盛り上がってどうすんの。本人はともかく周りが疲弊して仕方ないです。全体に及ぼす影響を考えられてない低俗な燃料投下、批判はタダだしいくらでも仲間内でやったら宜しいですけど、鍵垢にするなり身内でやるなりしてくださいな。


一回受けたダメージに対して立ち直ったはいいもののそれで槍を研いで一斉に刺しにいくとか、んなダサいことしないでください本当。ダメージ受けて辛いならもう見なければいい、サラッと流しておけって。愛が強い分そんなことはできないっていう人いるかもしれないけど、本当に愛があるならそれこそ好きにさせなよと思います。愛する人に精神的ダメージを与えてどうするのよ。私はもう、推しには美味しいパンとか食べてリゾート地でぼーっとして好きな曲歌ったり聞いたりしてて欲しい。推しの報道で一番辛いのは熱愛でもなく逮捕でもなくお星様になった時ですよ。地上には戻ってきてくれないですからね。発言する一言一言 インターネットに出す言葉全部に意味が宿るし後悔したときゃもう遅いんですから。


詰めの甘さも一時の恋愛に浮かれて匂わせしちゃったりとか色んな要因が重なってこの出来事が起きてると思うけど、まあアイツも賢いようで本当に馬鹿だわなとは思いますが、好きにさせたらいいじゃないと思います。あとまだ事実報道もなんも出てないので、一旦静観しときましょう。

恋愛したってなにしたってあまりあるほどの価値ある歌やダンス、コンテンツをたくさんもらってるんです。そんな私たちがいくら金積んだからって何もかもやるやら決めんのは彼らと事務所なんだから、消費者として偉そうなことなんて一言も言えないっす。流石にチェンくんの時は私もかなりきたし今でもダメージあるんですが、やっぱ色々巡りめぐってこういう結論に至りました。事務所が彼らを育て始めてデビューさせない限り彼らには会えなかったし、その尊い時間経過は私たちの力じゃどうもできないんで、とにかく応援をする。無理ならもうあっさり目を背ける。


そういう話でした。


PS 色々言って擁護もしてるんですけど、あのー、匂わせは絶対にやめた方がいいよ。

絶叫マシンが好きな理由


どうも、amaneです。昨日は富士急に行ってきました。なんか熱海旅行記は途中なんですけどこっちの方が書きやすそうなのでこっち書きます。

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フジヤマです。富士急の乗り物で一番好きです。ちなみに私は乗る時まで「たのしみー!」とかぴょんぴょんしてんのに乗ると「最悪」とか言い出します。お気をつけあそばせ…


絶叫マシンが好きで、年に一回は必ずよくわからないメンツで冬に富士急に行っていました。冬の富士急は空いてます。ガチガチに寒いし、肌は痛くなるし、座るとマシンがズァッと鳥肌が立つくらい冷たい。だけど1日に何回も目玉の絶叫に乗れるので好きでした。

今回はよく晴れた土曜日でしかも5月、普通だったら何時間も待つのが富士急だと思うんですけど、やはりこのコロナ禍で人も少なく、非常に列の回転もスムーズで待って60分くらいでした。

絶叫マシン本当に好きです。ナガシマスパーランドのスチールドラゴンとか、USJのハリウッドドリームザライドとか、フライングダイナソーとか、読みランのバンデットとか。ちなみに私が一番好きなのは富士急のフジヤマで、今回は建て直しで運休してて死にたくなりました。めちゃくちゃ残念で「麺ないラーメンと同じじゃん!」と叫ぶも意外と高飛車の実力が高くて見直しました。ええじゃないかはあと半年くらい乗らなくていいな。なんかハーネスに顎当たって痛くて、修行かな?って思いました。本当はもっといろんな世界の絶叫マシンを味わいたいし、未だ見ぬ恐怖に興味があるんですけど。何でこんなに好きなんだろうなと思いちょっと考えてみることにしました。

突き落とされることへの興味?なんかよくわかんないけど身体をぶん回されることが面白いのかなあ。「終わった!」って思いたいのかもしれない。この頑張って生きてきた世界とおさらばだというなんかそんな感じ?擬似的な死の体験に取り憑かれてしまうっていうのは、高校の先生も言ってたな。

あと私叫ぶとめちゃくちゃ声がでかいんですけど、大声出して何してもいいのがいいのかもしれないです(今回は基本的に絶叫マシンでもマスク必須、叫びは原則禁止でしたが)こういうカオスを好きなだけ体験できるっていうのは、ライブに近いかも。アイドルのライブも小さい箱より馬鹿でかい箱で大声あげれる方が好きなんですけど、それはそういうことかもしれない。

絶叫って二つに分かれるかなと思ってて、ええじゃないかみたいに馬鹿みたいに揺らされる気持ち悪い系のやつ(ダイナソーもこれですね。あと地味に花やしきの星がぐるぐるするやつ。あれは本当に気持ち悪くなります。)と、キャメルバックのドロップがバカでかいやつ(フジヤマ、ハリウッドドリームとか)わたしはドロップ大きい方が怖くて好きです。気持ち悪い系のやつは、足の指の調子が悪かったりすると攣るし、そもそも固定幅が高くてあんまり怖くない。固定されない方が怖いですよね。頑張ればすっ飛んで死ねそうだから。頑張れば任意で死ねるやつだと東京ドームにある空中ブランコがチェーン一本でしか固定されないししかも立つので大爆笑したんですけどあれが一番怖いです。スカイフラワーってやつ。たまに一人で乗るくらい好きなんですけど死ぬかと思った時に行って見ると、やっぱ怖いしやめとこと思うのでおすすめです。鉄骨番長から固定部分さらに一個抜いてるんで、本当は東京ドームシティは人を殺めようとしてるのかもしれません。


なんだっけ?ああ、絶叫マシン好きです。ぜひ一緒に乗りましょう。意外とこれ怖いよってやつあったら教えてください。


では!

熱海旅行記①


滔々と流れる労働の因果から逃げるべく、私はJR渋谷駅から品川へ向かい、駅の中の本屋へ立ち寄った。カポーティを一冊買うと、心はいよいよ決まってきた。熱海へ行こう。


特急券を取って出発5分前に自由席へ掛けると、そこから夢のようにじわりじわりと空想が広がっていった。


熱海には2〜3度行ったことがあるが、どれも酒ばかり求めてしまい観光を疎かにした旅行であった。今回は温泉で身体を休め、あわよくば観光も楽しもうと思い適当な宿を調べる。


駅からほど近いホテルを押さえると、新幹線が駆ける真暗闇に光るネオンサインが随分と特別なものに見えて、じっと見つめると浮き出るかのように芝やアスファルトの照り返しが出てきた。横浜をググッと突き抜けて平塚、小田原へ。一人だけでもお金さえ出せばこんなにたくさんの距離を瞬時に移動出来てしまう。鈍行にばかり乗ってきた学生時代のことを思い出すと大人になるってサイコーじゃんと思えた。


おにぎりを齧り目を閉じれば、もうすぐそこに熱海があった。


30分強でたどり着いてしまった目的地、旅行にしてはなんとなく味気ない気がしてひとり勝手に損した気分になるが、トトトとドアから出て走り抜けると、生ぬるい夜風が頬を滑って私を得意にさせた。わはは。熱海だ。熱海。


そのままリュックを背負い込み駅を出るとすぐ右にアーケードが見える。来宮へとつながる商店街。昼間の活気が嘘のようにしんと静まり返った店先で、招き猫が飼い主を失ったようにジッと耐え忍んでいた。明日には迎えがくるんだろう、楽しみだ。


アーケード街を半ばスキップで移動する23歳女性。現場ではとても楽しくるんるんしていたなどと供述しており。


店と店のあいだにデンと現れたホテル。まさかそんな立地だったとは思わず、入り口に向かい合った瞬間ふはっ、と笑みが溢れた。不審。


適当ないらっしゃいませのシートが敷かれた庶民的な佇まいのロビーには、初老の女性が二人腰掛けていた。語り口からして田舎の人らしい。


フロントでガサガサと雑な字で記帳をしてチェックイン周りの手続きをすませる。


赤寄りの浴衣を選ぶと、コンバースを重たげに引きずりながら宿泊棟へと歩みを進める。エレベーターで7階まで上がるとピンク地になんだかわからない模様が描いてある絨毯が出迎える。


部屋に入ってリュックサックとカポーティ、浴衣一式をばらばらとベッドにぶちまけると、何かから解放された気がしてしばらく放心。何気なく時計は目を向けると時刻は22時をまわっていたが、入浴は24時まで。私はのろのろと浴衣に袖を通し、投げやりな固結びを作ってしばらく自撮りをした。


ベッド脇に用意されたバスタオルと手拭いを下げ、地下一階の大浴場に来ると女湯には先客があった。珍しい、この夜遅い時間帯に来る人がいるのか。


大きいお湯と横にちょこんと水風呂が一つずつ。洗い場が10個程度並ぶ。先客の女性はふくよかな体型でばるんばるんと身体を揺らしながら身体を流している。


それを尻目にささっと洗い場で疲労困憊の身体にお湯を通し、石鹸をつけて凝り固まった節々をほぐしていく。お湯への期待が高まっていく瞬間、この時が人生で一番幸せなときなのかもしれない。


御影石のつやつやした浴槽の淵に腰掛け、恐る恐る足をつければ、41度を過ぎたくらいの熱めのお湯が出迎えてくれた。ゆっくりと身体を浸からせると、上司に任されていたあれこれや身の回りのゴタゴタが全てないまぜになって汚いまだら模様を作り、黒いお湯の奥底へ沈んでいく。代わりにぽかぽかした気持ちと明日への期待が柔らかな光をもちながら浮いてきた。私の周りに泡を作ってそれは消えた。

徐々にお湯の中へ身体を滑り込ませ、顎のギリギリまで浴槽につけ込む。


「ではぁ」


すんでのところで唇から下を引き上げると、不思議と部長が時折鳴らすような声が漏れ出た。おじさんだったかも知れない。私。


浴槽から出て備え付けの適当なシャンプーとボディソープで体を洗うと、まだ出たばかりの先客がだらだらと脱衣所に居座っている。この時まで私はこの先客が普遍的な人物だと思い込んでいた。


ガラリと磨りガラスを開ければ、ふふ、ふふふと謎の声が聞こえる。


洗面所に座り込む女性から漏れ出る笑い声だ。


「ふふ、うふふふ。」


ぬかるんだ彼女の泥のような瞳がジッ…と見つめてくる。

恐ろしくて、背筋がぶるぶると凍えるのを感じた。

どこまでついてないんだ。


なんとなく怖い思いを引きずりながら、急いで服を着替えてかなりの早足で部屋へと戻った私はガチャリと鍵をかけた。ああ、恐ろしい。


所在なさげに部屋を彷徨い、とすんと椅子の背もたれに寄りかかると、さっきのは改めてなんだったんだろうかと逡巡してしまう。

仕事を半ば投げて熱海へと向かってしまった私への罰?


その時私は三つほど片し忘れた仕事があったので、自分を憐れむような気持ちがあった。こんなことになる前に仕事を終わらせればよかったのに。

うだうだ悩んでも仕方ないので、カポーティを少し読もうと開いた。なんだかあんまり心落ちのしない話の運び方に、最近執心していたブコウスキーやジョンソンの淡々とした語り口が恋しくなった。ホリーゴライトリーのその日暮らし然とした少し脳の足りない女の子の生き方が、Aに被って見えるからだな。そう結論づけた後、自分で買ったものにケチをつけるのは性ではないので、もう今日は寝ようとのそのそ布団へ潜り込んだ。朝の9時ごろに目覚ましをかけて私は意識を飛ばした。


ウマ娘から入ったらマキバオーが面白かった話


ウマ娘がリリースされてもう早いことで1ヶ月以上が経つんですね。驚いてます。何に驚いてるって、もうその完成度たるや。育成の面白さはもちろん、3Dの可愛さ、ストーリーの面白さ、軽快さ、レースの開始時演出の重厚感、レースとしてみた時の面白さ、何より「触ってるだけで楽しい」UIの完璧さ。プチプチ触ってるような感じで、気持ちいいんですよね。スワイプとかタップがそれだけで意味を持ってる。意味を持ついくつもの事象が統合されていって、随一の触り心地を生み出してる。これは本当に怖い事です。このUIは本当にやばい。でもサポートカードのスキルは覚えないと流石にわからないのと根性、スタミナのアイコンが似たり寄ったりなのでここだけはミスかも知れない。でもそれくらいしか「わからん」ってところがなかった。恐ろしい。牝馬じゃないのにメス化擬人化などと、と謳っていた過去のジジイみたいな自分を殴りたい。お前いくら課金してるか知ってるか…?と。


この作品、リリース元が私の生き別れの妹が働いてる会社と関連会社なので、たまに「この案件PRとかないの」って来たりするらしいんですけど、私の生き別れの妹曰くこの会社さんと妹の会社さんは厳密にいうとまた違うみたいです。


詳しくは妹に聞いてください。私はたまに司会やってるだけのニートなんで。


長ったらしい前置きはさておいて、

ウマ娘さんの大ヒットにより空前の競馬ブーム、もとい「もともと競馬に搾取されてたオタク」の層がその他のオタク達にまでどんどん侵攻してくる状態が生まれてる気がします。元々俺たちオタクには搾取される素質はあったんだ。それがまた新しい方向に向いて、なおかつそのジャンルの中毒性がバカみたいに高いだけの話とは思うんですが。


実際の競馬も大阪杯は声優界隈やアニメ界隈含めて非常に高い盛り上がりを見せて、公式もこれにライブ配信を合わせてくるなど完璧なメディアミックスのラッシュを見せてくれます。これが立体的なマーケティングってやつなんですかね。僕はもう、凄すぎて、ちょっとニコニコしてるだけのウマ娘ちゃんたちの奴隷に成り下がりそうさ。助けてくれよベイビー。


大阪杯のレイパパレはめちゃくちゃ美しくて、始まる前からツヤツヤの落ち着き通しでどっしりと静かに構えてる様がお妃様のようだった。パドックに光り輝くSSRカード。動いてラメが光るタイプのやつね。コントレイルは馬場が不安定なのに慣れてないのかずっとうるさかったし(普段はあんなにかっこいいのにね)、グランアレグリアもちょっと不安気だったし。こりゃレイパパレだ!って父親と唸った。今日の桜花賞のソダシも…


あれ?あーそうそう、マキバオーの話をしに来たんだったわ。まあそんなこんなで父が競馬好きだった影響もあって元々競馬の予備知識はあったと思う私ですが、ウマ娘をきっかけに競馬、もとい競走馬って存在に更に興味を惹かれたんです。で、中学の頃の信頼できるオタク友達が好きだった「マキバオー」が急に気になってきたんです。


マキバオー。ずんぐりむっくりした見た目の主人公。コロコロコミックみたいな雰囲気の絵柄と堂々君臨する「ウンコネタ」がどうしても受け付けなくて、ずっと触れるのを引き伸ばしてしまってた作品です。あと信頼できるオタクがみんなやばい、面白いって言うもんだから、そんなに面白いんだったら多分しばらく沼から抜けれなさそうだから余裕がある時に読もうと思ってました。


でも、つい2巻無料キャンペーンをやっていたものだから、なんとなく読み始めてしまった…。



正直、面白すぎて完全に想定外でした。


何が面白いのか稚拙ながら解説します。

ちょっと本当に衝撃的で、毎朝の通勤が楽しみで楽しみでしょうがなくなってF.MAPという当時の競馬アナウンサーたちによるアニメOP走れコータローのカバーなんて沢山聴いてしまって。向精神薬であることは間違いないんで。ウンコとかそういう程度の低い下ネタアレルギーの人も中には多いとは思うんですがここはどうか耐えつつ見ていただきたい。興味がなけりゃ大丈夫っす。amaneがそんなにいうなら読もうという方は回れ右。ネタバレなしの方が面白い気がする。私は本当に肝心な部分以外ネタバレをする人間です。




いいかな!?いいかい!?


♦︎



・意外とメロドラマ寄り


主人公がうんこたれ蔵というッショーもない、名前なんですが、そこの命名に至るまでが完璧です。

やっとの思いで貧乏牧場のサラブレッドミドリコから生まれたロバのような見た目の不細工な白毛。めちゃくちゃ小さくて大型犬くらいのサイズにでかい心臓があって異常体型。

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これ誇張とかじゃなくそのまんま話進みます。

で、そしてこっから何とメロドラマ寄りの展開。


同期の馬からいじめられる彼。生産者からは名前もつけられず、これは肉になるのを待つしかないか…という時に経営難のため母のミドリコが売りに出されます。


韓国ドラマ!?!?!

こういう母親を追いかけて車の外から呼びかけるシーンは韓国ドラマで見た気がする…!

更に、母を探してたれ雑は何も持たず外へ飛び出す。韓国…!?


そこでこのカッコいいいなせなネズミ、チュウべえに出会います。

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2人は野犬に襲われ逃げるんですが、そこで恐怖のあまり爆速で逃げるたれ蔵。ビュンビュンと速いのでチュウべえはこれは競走馬としての才能があるかもと閃く。


しかし!そんな彼等が逃げる道には…ウンコが…垂れていた…


ということでチュウべえ氏にうんこたれ蔵命名されやす。

私お下品ネタ嫌いなんだけどこんなにウンコって書いたの初めてなのでもうやけくそです。あぁ…またフンの話!?


で、何やかんやあってお母さんに会ったり会えなかったりして元の牧場に戻ると。


ここまですらかなりドラマティックな展開。たしか2巻くらいまでかな?読者の心をひしと掴んで離さない絶妙な話の運び方。あとライバルが出てくるのが早くていい。しかもかなり後半まで競るし。なぜ勝つのか?、なぜ負けるかの描写があまりにもしっかりしていて、納得感しかない。こういう話書ける人って本当にすごい。


・キャラがえげつない魅力的


主人公ミドリマキバオー(たれ蔵からなぜこの名前になったのかはコミックを読むこと)ももちろん魅力的。ころんとして可愛いんだけど、出走するの結構顔が怖くなる。目が充血してしんどそうで、見てるこっちがヒヤヒヤする。そんな走りなわけです。

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実際の競走馬もすごく走る時しんどそうで、寄りで見るとビビるよね。命削ってる感。

飛行機に乗れちゃったり行く先々ではぬいぐるみ扱い。騎手と話しながらテクテク。リンゴも手で食べちゃう。この擬人化が絶妙に愛らしい。


でさっき紹介したネズミのイケメンチュウべえ。

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この人のことを好きにならない人いないんじゃないかっていう。途中までは騎手としてプレイイングマネージャーを務めます。(ん?)多くは語らず背中で語る。どんなに不調だったとしても相手を信じ、敬い鼓舞する。己の犠牲も厭わない。最高にかっこいい働き方を見せてくれて、こういう上司いたら最高だなーと。いやマジで、ここのエピソード最高に泣けっから。


誰もが敬う宿敵カスケード!

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イケメンすぎる。この人も本当に最初からブイブイ言わせてめっちゃ早くてデカくて強い。だけど一切精神性にドヤドヤした感じがなく落ち着いてる。パドックで荒れず、己の力と騎手を信じる。一番人気待ったなしの超急サラブレッド様なわけですよ。なのに!なのに本気のたれ蔵と戦った後きちんとライバルとして認め、その後の競走馬としての人生でキッチリマークし続けるわけです。えっこんな素敵かっこいい馬いる???有馬記念での一言、ダービーでの胸の張り裂けそうなマッチは必見なわけです。あー!そこの君すぐマキバオーを読もう!


そのほかにも爆イケな馬、ちょっとチャラい馬、主人公そっくりな馬、頭の悪すぎる馬など様々なキャラクターが目白押し。動物の話ばっかしてるけど調教師や騎手にも素敵な人が勢揃いしてます。見逃すな。


・絵が上手くなっていく


私は基本受け付けない!ってタイプの絵は避けるタイプでカイジ腐女子仲間が騒いでなかったら一生読まなかったしモリのアサガオだって…以下略なのですが、本当にこの作者は絵がどんどん上手くなっていって、クライマックスの有馬記念なんて、見せ方最強なんですよ。あと宿敵馬以外のキャラ性も豊かでサイドストーリーがしっかりあって。扉絵のぎゅっとした感じとか、色んな人に見せて回りたい。

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書き分けとかデフォルメの感じが天才的。

あー。この馬に特化した超級作画能力。村田雄介に描かせてもここまでバチンバチンとうごめく鞭に荒れる馬場の迫力書けないんじゃないか!?


・絶妙なフィクション加減

実際にありそうかも!?そんなことはないと思うけど…ってフィクションの作り込みが完璧なんですよ。


宿敵カスケードがドバイで練習してるなら、こっちァモンゴルだ!モンゴル超長距離馬と特訓だ!とか。あーめっちゃなさそうだけどもしかしたらありそう!みたいな。フィクションの加減が絶妙な塩梅。


やくざの八百長競馬に行って競走馬としての心を取り戻そう!とか。うはぁー。この話本当好きなんですよ。まあ日本酒やらビールでも飲みながら見たいもんだね。


あとなんかほかにもたくさんあるんだけど、どっちが本当でどっちがフィクションかわからないので明言避けます。



発熱して病床につくともう文字書くくらいしかすることがなくなっちゃうのでなんとか文字書いてますけど、そのくらいして伝えたいことがマキバオー読んでくれなんですよね。なんだこの会社員23歳女性は。

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あのおー、本当に。DMMブックスでは今爆安で買えてしまうと思うんでね よろしくねみんな。ちゃんと読もう。とくにウマ娘やってる人か競馬好きな人は読もう。ワールドカップ篇はいいかもしれないです。有馬記念まで読んでみて。


ではみんな、体調が悪い時に無理して外出するなよ。さらば。