あの子はあの大学のミスコンテストでグランプリをとって、涙をたたえた美しい満面の笑みでこちらを向いていた。
手で持つには大きすぎる賞状と、彼女を彩るのはもちろん、ドレープの豪奢なキラキラとしたウェディングドレスだった。
光り輝くデコルテ、可憐に巻かれたヘアスタイルは、この暗澹たる私のSNSの中ではより一層、燦然と光り輝いた。
もちろん、おめでとうの言葉を満面の笑みで送ったが、その一方で、私の中に言い表せないもやもやした苦しみを覚えた。悔しさや、羨ましさや、それでもすごいね、素晴らしいねと称揚したい気持ちとが、まるで作ってる途中のねるねるねるねみたいに心の中でドロドロの渦を巻いた。身の回りの人たちが彼女を称賛するたびに、ゆっくりと私の周りが窪んでいくことを感じる。遠い。
でも、すごくすごく素晴らしい結果だと思います。誰とは言いませんが、本当におめでとう。
あぁ。いいなあ。これ言うの何度めだよって感じですがまだ言います。私もミス慶應でウェディングドレスが着たかったです。
ミスコンテストでウェディングドレスを着るなんて、形式的で前近代的。「えー、確かに、なんであれってウェディングドレスなんだろ〜」
と思う人もいるのではと思います。
でもやはり、「女の子の憧れ」を方程式化したと言ってもいい、正しく憧れど真ん中のウェディングドレス。
真っ白でふわふわで、キラキラの飾りがあって、手袋をつけて。着るとまるでお姫様みたいになれてしまう。
こういうものを、阿呆らしい、そんなもの着たって一時しか意味をなさないと考える冷徹な自分もいますが、圧倒的に「かわいいー!やばーい!ゥチもお姫様になりたーい!一生でいちばんかゎいい瞬間っしょ!アゲ!」と言う自分が上回ってしまいます。マジで。
まあ、あとオタク的には、推しの一番綺麗なところ見たいみたいなところあるじゃないですか。昔、少女時代のユナが「Time Machine」でウェディングドレスになった時があって。その時にもう胸を射抜かれてしまいました。あと、「総理と私」ってドラマでもやってて、これが超かわいいんです。胸キュン必至ですよ。
女の子自身の夢でもあり、オタク的に見たいところでもある、ドリーミングな組み合わせなわけです。どっちの部分も持ち合わせる私にとっては本当に夢でした。なんなら高校でガリガリ勉強してる時から着たかったです。ドヤ顔したかったなぁほんとに。は〜
「そんなの結婚式の時に着れるからいいじゃ〜ん」
いや、結婚 とてもしたいんです。
というか こどもとすごしたいのです。愛でたいんです、、お子を、、お子を愛でたい、、
ただ、「amane ✖️ 結婚」という文字列の不確実性やばくないですか?
私めっちゃ野望があって、自分の子供の授業参観で「お前の母ちゃんめっちゃ美人だな!」って言われたいんですよ。
これどんなコミュニティでも言ってるんですけど、この間Twitterで呟いたら、辞めたサークルの先輩から「来世に期待だね!」ってリプが飛んできて。その場で目が回って十分くらい動けなくなりました。私そんなに結婚遠そうなんですね。今世諦めたくないョ、、
というか、ずっと話してすらいなかった辞めたサークルの先輩、久しぶりなのにこんな気にかけ方をしてくださってありがとうございます、、、。私は気にしぃなので、ブログで取り上げさせて頂きました。すみません。っはー、、、おこったかんな!許さないかんな!
マジ今世で実現しちゃうかんな………?
にしても、ウェディングドレスは(まだ)着れないですが、ミスiD2020 の授賞式では、せっかくなのでバッチバチに決めてイブニングドレスを着て行こうと思います。私は私なりの方法で、お姫様になって、授賞式当日は最強のミスiD2020になっていこうと思うので、ファンの皆様はついてきてくれると嬉しいです。もう審査期間終わったけど…。
ファンじゃねーよブス、という方は、ぜひabemaTVをインストールしてくださいね。
ではまた
amane