どうということもない

どうということもないけど 忘れたくない

キスと蛞蝓



⚠︎注意⚠︎わりと気持ち悪い私のファーストキスとナメクジに関するエントリーです、気をつけて



あ、蛞蝓はなめくじって読みます。

キモくないですか?なめくじ。

去年私実家ごと引っ越したんですけど、正直家の周りの自然が豊かだからかなんか知らんけど、今シーズンめっちゃなめくじに会います。しかも、スゲーでかいやつなんです。

スマホくらいの長さのぶっといぬらぬらしたナメさんにお会いしたり、干からびて不思議な紫っぽいカラーリングになったものにお会いしたり、マンションの部屋の前に何匹かの群れを発見したり。

気持ち悪いよおおおおお!やっぱりだめだ山村喜三太!私はナメクジを好きになれない!許してくれえぇぇ(山村喜三太というのは、忍たま乱太郎に出てくる一年は組の生徒で、ナメクジ大好き。沢山の蛞蝓を壺に入れて飼っている。なつかしいね。)


そういえば今日水木しげる展に行きまして、もうめっちゃ良かった、妖怪も人間もみんな行きましょう!その影響かは分かりませんが、なんとなく少し気持ち悪くて怖い話がしたい・・・


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ということで、ナメクジで思い出したことを少し話したいと思います。


中学3年生から高校2年の初めにかけて、付き合ってた期間が1番長い彼氏がいたんですね。2個上の人でした。私が高1で向こうが高3の梅雨、雨が仕切りに降る夜。

私のマンションの近くにあった公園で、生まれて初めて初めてディープキスをしたんです。ぬめった彼の舌が入って来た瞬間に、「うっ・・・!何するのよ気持ち悪い・・・」と思い、途端に逃げ出したくなりました。本当に初めて他人の粘膜と自分の粘膜が接触し、皮膚よりも近い部分での交わりや、水気を帯びた音に戸惑ったのです。それでもあんまり向こうがガツガツくるので、仕方なく受け入れていましたがそのまま2~3分くらいかな?やたら長くて、さらに不快感を催した私は、今自分の口の中に存在する彼の唾液と私の唾液の混ざったのを、公園の地面に吐き捨てることを決意しました。やっと口が離れたその瞬間、なんだかそのまま吐き出すのも可哀想だなと情が生じ、頑張って口の奥の方に唾をしまい込み、(ちなみに一切飲んでない。これは自慢ですが私の口腔はすごく奥行があるんです。)向こうが照れながら「じゃあ・・・また明日」と言うのを聴きながらコクリと頷きニコッと笑い、そのまま彼が去るのを待ちました。この時本当に苦しくて、やはり現世は生き地獄かと感じました。


よし・・・そろそろ彼氏が消えたかなと思って、うぇぇっと、ゼェゼェしながら地面に口内のものを吐き出しました。持ってた水で口をゆすいで、その水もそこへ出したので、結構大きな水たまりになったんです。その隣でなにか動いてる気がして、夕闇に目を見張りみつめると、吐き出した唾液の水溜まりのすぐ隣に、梅雨の水を吸い、人間の舌のようにでっぷり太ったナメクジが蠢いていました。『舌みたいな形をしたナメクジがいる・・・』うごめく、とはまさにこのこと、なめくじは意思を持ったようにゆっくりと私の唾に近づいてきて、先程まで私の口腔を犯していた彼の舌のように、粘ついた唾液にズブリと浸かるその姿。それはさながら伊藤潤二、『うずまき』の世界観。


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こっちは伊藤潤二の蛞蝓少女。


私は傘もささず呼吸をヒュッと止め、あまりの恐怖に悲鳴を上げずナメクジをジィっと見つめました。「アァ・・・」と声にならない声を上げ、そんな声にすらナメクジが反応し、目まで合ったように感じました。その後私は、公園から一目散に逃げ出し、家へ向かう道中にナメクジが居ないか目を皿にして身を屈めておっかなびっくり歩きました。家に着いてから、沢山うがいして、その日はお風呂も怖かったことを覚えています。

あのナメクジは、彼の暴れ狂う舌に衝撃を受け、見てしまった幻覚だったのかなと思う時もあります。しかし私は未だにあのことが忘れられず、梅雨になると、またでっぷり太った、まるで舌のようなナメクジがまた現れるのではないかとビクビク過ごしています。

皆さんには忘れられないナメクジ、いますか?


ではまた


amane

声にまつわるエトセトラ


NAVIの新入生発表会おつかれさまでした。

あぁ来年はあの場に立てないんだなあ・・・

踊るのも最高に楽しかったんですけど、実は最初の部分だけMCを任せて頂いて、それがすごく楽しかった。ラジオみたいと言われたり、慣れててすごいとお褒めに預かり、生きてるといい事あるなって思いました。ありがとうございます。


さて、私とても、声が低いんです。


タバコの煙と酒で同時に侵され続けている喉の柔毛の叫び声は、自分のしゃがれ声に出てくるんですよね。もうホント良くないなと思って辞めることにしました。卒煙。

酒焼けやばいね!と言われることもあるんですが、元の声が低いのもあるし、酒も弱いのによく飲むし、何が正解なんだかわからない。裏声にすれば高い声も出せるけど、それは本当の私ではない感じで、偽ってる感じで、すごーくいやなんですよね。

でも、前まではこの低くてやたらべとついた声のせいで、結構な苦労をしていました。

中学高校で体育の授業は基本男女別。女子のソプラノの中で、私のテノールに近いアルト。勢いよくハイと返事すれば、声が低いせいで反抗していると間違えられて、担当講師からかなり大目玉をくらった。

え、なんなん?未だにキレてます。私。

ネチネチした性格なので、墓場まで持っていきます。すごく悔しかった、声が低くて何が悪いんじゃっっ・・・!


うんとちっちゃい頃から声に出してものを読むのが大好きで、小学校の頃は声優になるため、毎日情感たっぷりに声を出して漫画を読んだし、(銀魂が息続かなくて大変)自分の声に対して客観視することもそんなになかった。朴璐美さんみたいになりたいとは思ってたので、少年よりの声だとは感じていたけど、まさかそんな裏目に出るとは思ってなかったんですね。


だけど、絶対この声の低さは自分にとってなにか利益をくれると信じ、演劇部では男役のオーディションを受けまくり、よく担当していました。中学2年と高校1年の時にやった少年役、本当に楽しかったです。身長とバレエの素養と声楽の素養があり、なおかつ家がかなり金持ちだったら、宝塚を受けたかったです本当に。Ahー好きです朝美絢様!アーサー様!!!!!

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人は彼女を可愛いとかっこいいのハーフ、VenusとAdonisの双方を有する者と呼ぶ


放送もやりたいと思って、中3から縁の下(っていう有志で集まる放送部みたいなもの)に入ってずっとアナウンスも担当させて頂いて、「自分が読んで楽しいアナウンス」ではなく、「ハッキリとお客さんに伝わるアナウンス」の重要さも学びました。諸先輩方の見守る中でのアナウンス、今でもはっきりと思い出せる緊張感で、怖かったなぁ・・・


しかも中学の頃よくあった八ヶ岳寮での研修の時、頻繁に私が館内アナウンスしてて、いい声してるよねって褒められたのがきっかけで、自分の声にかなり自信が持てました。中学3年までは本当にガチガチで声優になるつもりでいました。まあ今でも声優スクール通いたい気持ちはあるんですけど・・・ホラ・・・いろんな所に書かれてるじゃないですかデビューさせる子と搾取する子に分けるみたいな・・・こわ・・・

美しい声で何かをわかりやすく伝える、ってすごく面白いし楽しいと感じたんですよね。あーアナウンサーのESこれ書けばよかった・・・


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これは去年の日本○レビのアナウンサーES


んで、高2の夏休みに、親から慶應入ってアナウンサー目指せばって言われて、なんかそれもかなり良いなと思ってそこからずっとアナウンサー志望だったんですよね。

こんなに声の仕事したいアナウンサーやりたいとか抜かしといて、あまりにもお金がないということを言い訳に準キー局も受けず地方も一切受けず逃げてましたけど。

貯めておけよ・・・


そっからはいつだか書いたアナウンサーなりたかった話になるんですよね。こんなみっともないやつがアナウンサーにならなくて良かったです本当に。キー局〜!見てる〜?!!!(錯乱)


でも声の仕事、何かを表現する仕事がしたいのはまだまだ諦めてなくて、しぶとく狙っていきたいです。大学4年でどこまで頑張れるか、とにかく全身全霊を尽くし、今はミスiDの選考に専念しようと思っています。


近いうちにCHEERZって配信アプリを使って投票や応援をお願いすると思うので、その際には是非ご協力をお願いします。上位10名が確実にセミファイナリストになれるので、今は配信の構想を練りまくってます。絶対に楽しくてヤバくて有り得ん番組にしますので、お見逃し無く!!!!


えっあれっ?宣伝でした・・・


すみません ではまた


amane

カメラテストお疲れ様でした



amaneです〜ども〜


ミスiD2020カメラテストおつかれさまでした!

長々5分も訳わかんないことしゃべって、なおかつ質疑応答もしっかり時間とって頂けて、、、なんて優しい、、、ありがとうございます・・・いや本当は駄目なんだけど時間オーバーは・・・

カメラマンの方、スタッフの方、ちょっと喋った女の子達、何よりも、審査員の皆様。大切な時間を頂き、本当にありがとうございました。

スタッフの皆さんすんごいすんごいすんごい優しいんですよ・・・。もう最初緊張ヤバくて、手首をワナワナさせて彷徨ってたら、スタッフさんがニコニコしながら緊張してますか大丈夫ですよ〜って・・・その人めっちゃ可愛くて、しかも手首ワナワナの物真似してくれた・・・感謝・・・

カメラマンの方々みなさん、めっっちゃ優しくて有り得ん優しくて、あとお姉さんは可愛くて。最高でした。アァ好きぃィィ・・・


小林司さんが最初からナチュラルにいらっしゃったのに、ビックリしました。馴染みすぎ。私は、えっこれ小林司さん?だよな・・・?アレ・・・?ってなって、スタジオ入る時めっちゃドギマギしました。お忙しい中、最後までお疲れ様でした。

それで、撮影会場入るともう、世界観がそれぞれある可愛い子ばかりで、圧倒されました。バービーちゃんみたいな子がいて、マジで私なんでこんなリラックマみたいな体型してんだろうなと思いました。リラックマだと顔が可愛いからまだいいけど、私は郷田マモラ先生の描くツリ目みたいな顔なので、怖い感じだね。

中でも、自作のラバーの着ぐるみ持ってきてる子がいて、もうそれが超可愛くて。しかも自分の夢の漫画も描いててそれが最高面白くて。私は最初から最後までメロメロでした。うーん好きだ。新刊を楽しみにしています。最高でした。


スチール写真の撮影は楽しかったです。多少(ホントに多少)慣れてるのもあるかもしれないけど、一番自分を解放できていた気がする。あの瞬間、今日イチ戦闘力高かったんじゃないかなって思います。とかいってスチール写真全部アルティメット城之内くんみたいな顔だったらどうしよう。それはそれでアリか・・・?

特にコスプレに移ってからが、周囲からの反応もこころなしか良くて「自分は警察なんやで?!」という謎の自身もでたので、それで、動画もコスプレのままにしようって決めました。


自己PRは、寺山修司の朗読したんですけど、めっちゃ噛んだ・・・。アホ下手くそでした・・・泣く・・・めっちゃアガりました。アナウンサー試験よりアガりました。死ぬかと思った。誰だよ朗読するとか言い始めたやつ。私か。

そういえば、ガロとかcomとか好きで〜って言った時、小林さんから「僕ら世代でそれはベタ」といって頂いたのですが、私たちの世代ってサブカルチャーにおいて何が「ベタ」なのかの定義がすごく曖昧な気がします。インターネットの洪水が人を流し続ける今、何かを好き好んで追いかける中で、「ベタ」っていうのはないんじゃないかな、と、勝手に思いました。勝手に。思い返すとあの時上手いこと返答できなかった気がしたので、ちょっとここに記しておきますね。本人の目にはまさか触れないとは思いますが。(ネチっこいな・・・)

ベタじゃないサブカルってなんなんだろうなー。1990年代のシリコングラフィックスとか・・・?でもやっぱり、単純に好きなものは好きだからしょうがないですよね。(懐かしいね、私のフォロワーに知っている人がいたら連絡くださいね)

私はこんなものを知ってますよ、へへーんってなってしまうのも、何かを追いかけるものとしてかっこ悪いし、良くないですね。


ミス慶應に落ちたくだりや、某イットガールさんとの舌戦のこととか、聞いてくださったのも嬉しかったです。今まであったことない方に、しかも、すごく有名な皆様に自分に興味持ってもらうのって、すごく嬉しいことですね。自己愛強いので・・・


いやこんな私なんかの事にアンテナ貼ってくださってんのバリ優しいやんけ・・・

話しかけてくれたり話してくれた子達もホントありがとうございました嬉しかったです!!また会いたい!どんな形であれ!落ちるのヤダァ


本日私の選考に関わって頂いた皆々様、本当にありがとうございました。




えっ、椎木ママ、落ちてんじゃんマ?


amane

舌戦


時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度は、私の発言にお返事をいただき、誠にありがとうございました。


ハーイエヴリワン!どもどもamaneですー


こわいなあ〜!!!!!

何度思い出してもこわいわ、自分が爆心地にいる恐怖がすごかった。インターネットの遠い遠い世界にある、私なんかとは遠い遠いご身分のお方の言葉達が、時速2千キロくらいのスピードでこちらを目がけてきた。猛烈にビリビリと全身を襲ったその感覚に冷や汗が止まらなくなった私は、授業も上の空、ろくなコメントシートをかけず、茫然自失て家路に着いた。本当に身体が燃えてる感覚でした、なんなんこれ、身体知・・・?論破してやろう!とか全然思わなかったし、舌戦は元々苦手なので、ヒィ〜怖いぞ〜逃げてぇ〜消してぇし鍵かけてぇ!と。しかし、とにかくなんとかこの選挙に乗じてこのお方に暗雲を形に残したいと思い、私も珍しくレスしてしまいました。えっと、フォロワー増えたし・・・なんか、掲示板さんにも取り上げていただけましたし・・・?怖いなぁもう、いけいけー!みたいなのはいつも苦手です。とてもヘタレなもんで。


皆様お目汚し失礼しました。私が放ったその矢は、インターネットの藻屑として消え去る予定でした。しかし、今はミスidの選考期間中(一応、次カメラテストってだけ、だけど・・・)ということもあり、普段鍵をかけているアカウントに鍵をかけず、顔も出した状態、名前も実名に近い名前でやっていた。これが功を奏したのか、彼女がエゴサーチなるものをしていたのか分かりませんが、今話題の『イットガール』は私の放ったその矢に、あなたはえらく敏感に反応してくれたのでした。ありがとう、私なんぞに貴重な時間さいてくださって。あなたが忙しい人だってことを私は知っています。なぜなら、遡ること2年前、あなたの動画のナレーションをしました。覚えていませんよね。今回話題になったのは1年の時のことでしたが、その2年の時の取材でも大変忙しそうにしてらっしゃったことを、覚えています。あ、もちろん私だけが彼女と一緒の授業なわけないので、今の文学部の4年生たちは、授業での様子をよく知っていると思います。私が話したことなんて、氷山の一角に過ぎません。みんなこうなるのが面倒で言わないんだと思います。私は、とりあえず、ここだ!という時が来たらどっかにだそうとは考えていました。もちろん某先生の授業が大好きだったので、それを蔑ろにするあなたが許せなかったんですね。元々この人に着いていくと決めると、もうそこから動かない頑固人間なので、そんな私の敬愛する先生に向かって何なんこいつというのが、理由としてーつ。


これだけならだいぶキレイですけど、全然もう一個ありますよ、くそ汚いヤツ。何人かは当てていらっしゃいました。それは僻みです!イェーィ!(ここ、銀河旋風ブライガー風) 

だってあなた、顔も可愛くてお金持ちでスタイルも良くて、社長さんで、単刀直入にすごいじゃないですか。羨ましいんです!私は貧乏でオタクでブスのちんちくりんなので、羨ましくて羨ましくてね。喉が焼けて爛れてそこからズブズブと小さな手が出て、それで、私はあなたの脚をつかもうと思いました。ちょっとは掴めましたかね?やっかみに付き合ってくれてありがとうございます。とても楽しかったです。


当時はイキってた?まさか、嘘をおっしゃい、あなたは今もこれからも、ずっとイキっていくんです。じゃないと私がこれをやった意味が無い!あなたの人生には、これから崩れる要素がどこにもない。某掲示板の人達が騒ぎ立てるような暗澹たる未来なんてどこにもみえない。そのバラ色の世界に、小さな小さな、黒い粒を落とせたことに、本当に感謝します。この黒い粒がなくなってしまわないよう、あなたのお顔の美しさへ、愛をこめて願います。


塾生代表選挙?あれ、なんのことかなあ


末筆ながら、私の言葉へお返事いただきましたことに改めて御礼申し上げるとともに、今後ますますのご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。 


ではまた


amane

AVという決意

AV、好きですか?

もちろん、アダルトビデオの略です。オーディオ・ビジュアルではなく。ちなみに私は、好きです。


小さい頃に、近所のスポーツ施設で見た「AV室」の文字は忘れられません。あの中には、エッチなビデオが大量に詰まってんだな、やばいな、日本って流石だな、と。んなわけなかったんですけどね・・・

もう小学3年生くらいからは、TSUTAYAの仕切りが気になっていたし、当時自分で書いていた漫画のオチには、何度もAVを使っていた。(しかもなんの脈絡もなく「いやAVやないかーい!」みたいなやつ。酷い)お恥ずかしい。しかし、AVの2文字はそれだけ強力だった。見るだけで瞳が輝く、我々のヒーローだったのである。


そんなに小さい頃から、どうしてアダルトビデオがヒーローだったのだろうか。そして、未だにその魅力に捕われ続けるのは、何故なのだろうか。

奴らの出オチ感と、非日常感、なのに、思春期の青少年の生活とは密接にリンクしている。二律背反の同居。


非日常設定がえぐい時ありますよね、アポカリプスすぎ。世紀末すぎ。超絶アホな設定を発見するのが楽しい。タイトルも訳わかんなくて面白い。面白いAVタイトルみたいなのずっと見れる。

もうそのアホさを見たいみたいな所ありますよね。上原亜衣のうたのおねえさんみたいなやつが好きです。某尿意くんは金粉が好きで一時期ハマってたって言ってたけど、それはあんまりわかんないな。多分、私はスターウォーズが大好きだから、金粉の上原亜衣は喘いでるC3POに見えちゃったのかもしれません。

『飛影はそんなこと言わない』?エッ、なんのことかな・・・何かのルポルタージュ

(検索しないでね)



この間、なんかのなんかのなんやかんやで、(エロいやつではないです)SODの高橋がなり社長にお会いしたんです。その時に、「俺はセックスはどうでもいい、オナニーが最強だ。女とのエロに興味がないから、逆に様々なフェチズム作品をこの世に送り出した」と言ってたんですね。いやまじでそう来たかと。確かに実際会うと、清潔感あって気の強い良いおっちゃんなんですよ、本当に、一切のやらしさを感じないし、結構感動しましたね。「ウチはセクハラ一切ない、こんなとこで働いてる女の子が、セクハラで警察駆け込んでみろ。世間からは『ほらやっぱり』の目で見られちまう、悔しいじゃねえかそんなん」と。

なにィっ?!それでは我々の社員物はどうなっちまうんだ?!あれは『仕事』だからいいのか・・・?!それとももしかしてあれは実は社員ではなく・・・?!


とか聞けませんでしたけど。でも社員さんがあっさりデビューてこともあるみたいなので、一概にどうとは言いきれないっぽい。あと、紗倉まなちゃんにもちょっとお会いしたんですが、小顔で可愛くて華奢で・・・それなのに胸だけ出てる超絶ボディ。ありがとう・・・感謝しかなかったです。

最近は可愛い人多すぎ。どーしたもんだろうか・・・女性からのAVへの視点変化もありますよね、レジェンドきいたんに憧れてデビューした人も多い。深田えいみちゃん、吉高寧々ちゃん、ちょっと前だけど私は凰かなめちゃんのファンです。早くお金作って指名したい。企画ものとかだと、黒ギャルとか好きです。でも、熟女も結構好きです。どうでもいい情報ですが、私が似てると言われるはあべみかこちゃんです。嬉し・・・

あと小泉ひなたちゃんは寺山修司ホドロフスキーがお好きとのことでめちゃくちゃ趣味が合うと思うのでお会いしたい・・・ソフマップやるなら行こうかな・・・



まとまらない文なので最後に、男女問わず、AVデビューするって相当な覚悟があるなと思う。その一方で、沢山削られて辞めてって、消せないタトゥーに苦しみ、ビクビクしながら過ごす子達も多いと思うんです。だからそれをネタにして、○○選手はゲイビデオに出てたとかネットで晒しあげそれが大流行、とか。バラエティ番組のお喋りコーナーで「俺の元カノAV女優だったんすよォ!?」っていう芸人さんとか。苦手です。マジやめて〜!想像力を犠牲に笑いをとっちゃいかんよ〜。本当に人の心を犠牲に笑いを取ってると、寿命縮んでんじゃないかと思う時があります。私も然り。

好きか嫌いかではなく、演者も裏方もどちらも、アダルト作品に関わると決めたその心意気、常日頃より尊敬しています。

全ての女優さん、アダルトへ関わる人々へ敬意を込めて。


ではまた





ES葬式会場


この前、就活終わりました。

25社ES出して、2社から内定頂きました。

ありがとうございます...こんな欠落人間に内定くれるなんて、優しすぎません?不安。


就活、感想としてはすっげー疲れた。

もう嫌です。やりたくない。最悪です。無理無理、絶対無理。人事とか面接とかその辺に嫌なことはひとつも無かったんですけど…(強いていえばすごい上手くいった面接だと思ったら落ちたみたいなのが嫌でした、恥ずかしい〜!)


同時多発的なスケジュールが無理でした。続々とくるES〆切、面接終わったと思ったらまた始まるし、兼サーなりバイトをいくつかしてるからか、何個かの予定をパズルみたいに組み合わせるのが面倒で面倒で...いや忙しくしてるのも全て私のせいだったんですけどね。4年なんてもう学生生活やり残したことを全て潰す期間に入ってるので、やりたいことが沢山あります。


さーて、そろそろ本題に入ります。

ここは私のエントリーシートの葬式会場です。とりあえず、どんどん貼りますね。


①電○ ES通り2次面接落ち


現在のあなたを形成している、人生の3大エピソード(体験)を挙げてください。


フ○テレビのカンペ書きのアルバイトで生放送本番に失敗、全スタッフさんとアナウンサーさんに泣きながら謝り、プロデューサーとディレクターには「俺たちの努力をお前の一瞬がフイにする」の言葉、アナウンサーさんからは「人間誰でも失敗するわよ。来週また頑張りましょう」の言葉をもらった時。そこから毎日100枚必ずカンペを書いて練習しました。


テニスサークルで飲み会をした後に、記憶をなくし気がついたらビルの7階のせり出した工事現場部分で寝ていた。あと少しふみ外すと下に落ちていたので、人間いつなんの原因で死ぬかわからないと感じました。


大学受験の時、推薦で決まった子達の写真を待ち受け画面にして、携帯の画面を軽率に見れないように工夫をしていました。また、わからない参考書があると、歯でかじったり、重いものの下にしたりして、物理的に勝った気分を味わっていましたが最終的に一緒に寝ていました。


一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一

世の中の物事や現象で「まだ名前のないもの」

を見つけ、名前をつけなさい

「陰陽調節」

陽キャラの人間ほど、「俺陰キャだからさ~」など、自分は陰の部分も持ち合わせているアピールを行う。なるべく嫌われたくないが故に、普段は陽キャラだけど、結構自分を術敢して見ることができてるぞという主張なのです。これを私は、陽キャならではの陰陽調節と呼んでいます。このために、本物の陰キャは余計肩身が狭い思いをする羽目になるのです。陰キャラは「俺陽キャラだからさ~」と逆立ちしても言えません。


よくこんなふざけたES通してくれたなと思います...笑  3大エピソード、フ○のやつ以外だいぶひどいな、、、

エピソードでなんでこれ選んだかなあ笑

確か時間が無くて、1時間かけずに書いたんですよこれ。てか私のESそんなんばっか...

心が広いというか、でも、読んでないのかもなーと思いました。毎回印刷して持っていく方式で、結構面接官の人たちびっくりしてたし。これに加えて1ページの自由欄があって、私は自己紹介の漫画でした。

広告が大好きって言ってて、私は好きな広告でデーモン小暮写ルンですのやつをずっと推してて笑、面接官に怪訝な顔をされたのが思い出深いですね。2次は大分年次高かった。面接官、ESもやばいものを見る目で見てましたね笑

1次はほんわかしてましたけどね。

やっぱ日本一の広告社なので、そこに立ち入れたのは一生の思い出かもなあ。テーマパークみたいなんですよほんと。でっかくて。なんか面白い発明品みたいなやついっぱいあるし。あとは汐留特有のワクワク感にあてられてましたね。あそこはすごいわ。



②○宝 ES通り、その次のES出せず 映画のとこ


あなたが最も好きな映画とその理由


『ステラ』 1990

生まれて初めて、映画で涙を流した作品でした。バーテンダー母と、真面目に育った娘。貧しさゆえに娘はいじめられることもあったが、母娘仲良く過ごしていた。しかしあるきっかけで両家の子息と付き合うようになった娘は、彼からプロポーズされ、煩悶する。シングルマザーで娘を苦労して育ててきた母。それを聞いて、自分のような柄の悪い母は、両家の子息と結婚しようとしている娘にとって、邪魔な存在だと悟る。そして、自分は再婚するからと嘘をつき、娘の父である別れた医者の男に、娘を託す。母は、肝心の結婚式には現れなかった。しかし、訪問販売の仕事を終えたあと、雪に振られながら、結婚式場の窓の外からそっと娘にキスを送るのだ。これを見終わった後、母と抱き合い二人で泣きました。小中と母と闘うように過ごしてきた私は、この映画を観た後、母への接し方が180度変化しました。母の厳しい躾には、全て愛があるのだと感じるようになり、勉強に対しては学がいつかは身を助け、母を助けることにもなるという考え方に変わりました。反抗ばかりしていた生活から一変、大学受験に向け自ら図書館へ通い、毎日参考書を進めるようになりました。今もできる限りの家事は手伝っています。大学に入ってからは、良い会社に入って、母達に豊かな生活をさせてあげたいという目標もできました。


これは大分脚色されてますね笑ドラマかよと。

ここの会社、ES出してからもう1回ES出すんですけど、その2度目の方かなこれ確か。

締切に間に合わなかったんですよね、出すのが。悔しい。プローティの小説、『ステラダラス』3度目の映画作品で、テレビ映画なんですよ確かこれ。すごいいい映画です。母も映画好きなんで、2人でテレビの前で映画見ることが多いんですけど、これは忘れられない。最後の方にあるわたしの親への思いは、複雑なもんで、コロコロ変わりますけど。まあ楽させてやりたいって気待ちは自分の核としてあるかなと思いますね。なんだかんだ。好きですし。



バンダイナ○コアーツ ES通り1次面接落ち


好きなアニメは?


好きな作品はスクライドです。男と男、生まれながらのライバル同士の本気の殴り合いを、何話にもわたって魅せ続ける作品。画面から滲み出てくる覇気が大好きでした。キャラクターの魅力も素晴らしく、年下の健気なヒロインや主人公の熱すぎる兄貴分、途中で失意のうちに亡くなる親友など、ベタな設定を新鮮に感じさせる脚本の妙が素晴らしいと感じています。元気がないときスクライドを鑑賞することで覇気を貰っています。


この会社で何がしたい?


「音楽とアニメはオタクにもウェイにも通ずる」イベントの制作です。御社グループが幅広く取り扱うアニメーション作品をVJに取り入れた、クラブイベントの企画運営を行いたいと考えています。アニメフェスとクラブイベントの複合という形で、ブースごとで流すジャンルも変えていきたいです。ここ最近、私は「小さい頃に聞いたことがある曲」の威力を感じています。例えばとっとこハム太郎の主題歌はオタク、ウェイ関係なくクラブイベントで大盛り上がりする選曲です。それと同じように、プリキュアセーラームーンなどの曲を上手くリミックスして流すことができれば、盛り上がると考えています。それとは反対に、近年流行しているオシャレな雰囲気のアニメで使用されている音楽や、コアなアニメ、音楽ファンならではのDJも作りたいと考えています。(サムライチャンプルーでのnujabesの楽曲など)リリカルなのはや、エウレカセブンなど少し懐かしいアニメのブースも設け、様々な世代の交流の場として、新しい形が作れたら良いと考えています。



スクライド面白かったなあ。ホント、男らしい作品です。劉邦とカズマの暑苦しさに、ストレイトクーガーのクールさはよく効いてましたね。ラストシーンがいいんだよなあ、名前、合ってるんだよね、ラストだけ。くぅーっ!

「ウェイ」の言い換えってなんだろうなあ。

これイベント的に結構いいなと思うんですけどね。やりたいなあ。でも、こんなん書いててもどうせウェイとオタクの共生なんて難しいだろうなーと思ってます。戦争になりそう、どう足掻いてもオタクはオタクだし。ウルトラに行った時も、私は「でもこいつらまりんとメランわかんねえしな」とか、「この音、ちょっとガンソードのOPぽいな」とか、どうしようもないこと考えてたので。ウェイな方々はそういうのやっぱどこかで気持ち悪いと思ってそうだな。っておもうんですよ。「いや!俺もオタク!リゼロとかあの花とか見てる!」、そういう事じゃないんです・・・僕達が根源的に盛り上がれるのは最早とっとこハム太郎ストロングゼロしかないのではないか・・・?ウェイ達よ・・・?

面接ではESの内容カッ飛んで全然違うこと言って見事にずり落ちました。あとグループ面接で隣にいた男の子が延々喋り続けて「何こいつ怖い」という感情に支配されてしまい、上手く喋れなかったです。はー、無念。

恵比寿にある本社はガラスケースにアニメグッズが並んでて、目を輝かせました。いいなあ。



上記の会社は全て落ちてしまったやつですね。テレビとか含めればまだまだあるんですが、とりあえず今日はこの辺までで。


それではまた。

amane


アナウンサーになりたかった話


私はこの黒い靴とカバン、スーツにどんな意味が込められているのか、全くわからずに就職活動をしている。

6/2から、私は5日連続で面接を受けることになっている。

人に会うのは好きだ。面接はちょっと緊張するけど、準備をしっかりして、リラックスして受ければ大丈夫。


『私は将来、イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントしたいです。』とハキハキ喋る、瞳は明るく、顔色良く・・・!


しかし、この言葉にどんな意味が込められているのかは、私は全く理解出来ていない。イノベーション?なんだよそれ。なにエンパワーメントって。日本語喋れや。


さて、本題です

『就活生は人間やめないと出来ないので、3年生は人間やめといた方がいいよ』


話題になった下記のツイートを見て、上記の答えに行き着いた。以下引用


【面接中にこんな質問をされた。

「ずっとバレエを続けられたそうですが、プ

口になろうとは思わなかったのですか」

目の前が真っ暗になった。

面接官が何を言っているのかが分からなくな

った。必死に笑顔を崩さずに、なんか答え

た。なんて答えたかは覚えてない、 けどなん

か答えた。だって面接は進んだから。

だけど面接が終わった後、 泣きそうになっ

た。悔しかった。腹が立った。

私だって、なれるならバレリーナになりたか

った。だけど、それは出来なかった。 だから

私はリクルートスーツを着て就職活動をして

る。努力不足だ、と言いたいなら言えばいい。結局はそうなんだから。 私が血を吐いて練習し

たって、その隣にいる子はトゥシューズの中を血だらけにして練習してるんだから。 私よ

り何十倍も努力してるプリマがいる世界なの

だ。そして、体型·容姿·才能の全てにおい

て私はそれに見合うものを全て持ち合わせて

いなかった。プロは努力が絶対に必要だけ

ど、才能も絶対に必要な世界。夢を叶えられ

るのはひと握りどころかひとつまみもいない

世界。悲しいかな、 やってる途中に気づいて

しまったんだよ。私はプロになれないって。

バレエだけじゃない。野球でも、

バスケでも、陸上でも、書道でも、料理でも、ピアノもなんでもそうだ。でも。

長く続けているのは、好きだから。どうしよ

うもなく好きだから。そして、なれるものな

らプロになりたいと思っている人は絶対に少

なくない。私だって今からなれるなら、プロ

になりたい。それが出来ないから、 出来なか

ったから、就活をしている。】


引用終わり


友達が、就活ならそんなん聞かれんの当たり前やんけ、なんで準備してかないんだ、そんなんだから落ちるんだ!と言っていた。

彼は思考回路がすっかり就活生で、そういう考え方になる。それは良いことかもしれない。とっても合理的だし、打算的だ。でも、傷ついたその子の心は、どうなるの・・・?そんな簡単に斬り捨てていいの・・・?感受性と想像力を故意に失ってまで、就活をしていることにあなたは自覚はあるの・・・?


バレリーナになりたかった、サッカー選手になりたかった。仮面ライダープリキュア?夢って沢山あっていい。見るだけはいつでも無料、最高のアミューズメントだ。


私の場合は・・・、アナウンサーに、なりたかった。中学も高校も6年間ずーっと、放送系の部活みたいなものをやっていて、アナウンスの都度、声を褒められていた。昔は声優になりたかったけど、親に大反対された。同じ声を使う仕事なら、アナウンサーの方がなんか、カッコイイかも、よっしゃ!早稲田に入ったら演劇、慶應に入ったらアナウンスをやろう、アナウンサーになろう!と、勝手に決め込んでいました。


しかし、慶應放研に入ってから、このサークルはアナウンサーを目指すサークルではない、とハッキリ思い知りました。もちろんとても面白いサークルで、高校の頃放送部だった子も沢山いる。その子達は口々に、「アナウンサーにはならない、もっと上手くて、綺麗な子がなるものだ」と言うのだ。私よりずっと、読みも、鼻濁音も、声も綺麗で、そんな子達が、こんなに沢山いて、全員アナウンサーを受けないという事実に、震えが止まらなかった。


さらに、親とは入学前に、アナウンススクールへ行く費用を無心してもらう約束だったけれど、そんなことは一切起こらなかった。私もバイト代はすっかり遊びやサークルに溶かし尽くしてしまっていて、アナウンサーへ向けた努力は何も出来なかった。

そんなうちに、アナウンサーのインターン試験が立て続けに始まり、何の因果かわからないけれど、完全な運で、第1志望の面接に行き着いた。

面接会場には、麗しい顔、スタイルの人間ばかりで、なるほど自分はまるでみにくいアヒルの子だと腐心した。バービーの隣に並んだポポちゃんだなこれじゃ。早く帰りたい・・・そう思っていた。

面接になって、2問目まではサクサク答えた、と記憶している。しかし3問目、

「アナウンサーになって、伝えたいことは何?」


言えない・・・!なぜ言えない・・・?何だこの言葉の詰まりは!もっとあるだろ、長くわたる沈黙は、異様な空間を作りだし、焦った私はなんと、現場のざわめきを明確に伝えたい、とか、記者じゃんそれみたいなことを嘯き、何度もそれを繰り返し・・・。

結果は惨敗。

練習不足だった、と言えばそれまで。もちろん、準備は足りなさすぎた。間違いなく私は、「目立ちたくて自分が可愛いと思っていて、とりあえず受けてみた、ただの冷やかしの人」だった。

とりあえず、ほかの局の試験に向けてアナウンススクールに行くことにした。

とはいえ、テレビ局の主催するアナウンススクールは、どこも莫大な費用がかかる。

お金が無い私は、月謝1万円の、とあるアナウンススクールに通い始めたのだった。学費は、親と折半した。

薬師丸ひろ子に似てる先生で、とてもハッキリものを言う人だった。

「何かで優勝した経験も、わかりやすい資格もないんじゃあね・・・、自己PRも、その調子だとほかの企業も受からないよ」

なんだか私はその人が、とてもとても、えげつないくらいに苦手でした。ここだけの話、夢で刺していたこともあります。

今思うと、アクセントが違うとその場で眉を寄せ、威圧感をもって訂正する彼女に、小さい頃の母を思い出したのだろう。中学受験の頃なんて、1つ間違うと10怒られ、オマケで引っぱたかれるのは、いつもの事だった。

話を戻すと、初めは好きだった原稿読みも、どんどん嫌いになって、アナウンスを、ハッキリと嫌いになった。やっぱり、そんなにアナウンサーになりたくなかったのかもしれない。私は、作る側になりたい、あわよくば、作ってそれを伝えるところまで、全て自分でやりたい、と、だんだんと分かるようになった。


しかし当時の私は、なかなかそれを受け入れられなかった。やけを起こして、アナウンススクールに持っていくはずだった月謝1万円を、五反田の安居酒屋での飲み代に溶かしたりなんて、していた。記憶をなくし財布もなくし、浅草線をさまよう自分の姿の惨めさに、自嘲しながら、涙を流した。

アナウンサーは、キー局とNHKしか視野に入れていなかったので、もう受ける気はありません。全くテレビ局とは趣の違う企業を受けてます。


さて、こんな下らない、どうしようもない挫折経験。夢を諦めた、なんて綺麗な言葉にはならない。目指すところすら出来てないかもしれない。だけど、私は「なんでアナウンサーを諦めた?」という質問をされる度に、このことを逐一思い出しているのだ。

人の感受性を無視して、就活生としての思考回路に切り替えてしまえば、自分だって傷つかずに済む。だけどそれって、人間としての美しさを捨ててしまってることにはならないだろうか。人を辞めてしまった彼等に、そんな言葉なんて響かないのだ。まあ私も、一介の就活生なので、もう人間じゃ、ないんだけどね。


カッコ悪い挫折を、カッコよく言って、それを御社でどう生かせるか、なんて。

最高にくだらないことだと、私は思う。


私はまた明日も、くだらない話をしに行く。


ではまた。


amane